平成28年12月20日裁決 281220 ・評価単位

①評価単位
 筆(遺産分割線・A区画/B区画の実線)と地目(A区画+b1区画雑種地/B区画-b1土地)とが僅かにずれているケース。本来、KLM取得雑種地、KLM取得宅地(狭小なb1区画(宅地))、H取得宅地となるはずだが、狭小宅地を雑種地の評価単位に含めた裁決。評価単位判定の理由としてこれまでの利用の経緯等も挙げられており、特殊な案件。
 実務上も、細部にこだわらないで筆ごと(取得者別)に分けた結果裁決と同様の単位になるのが一般的と考えられる。

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