平成22年11月24日裁決② 221124 ・評価単位(貸家敷地とその駐車場)

〇評価単位
・凸形の出っ張り部分(本件南側通路)が宅地の一部かどうかという論点(当該通路を挟む両土地は駐車場(雑種地))。宅地の一部として一体評価の裁決。
・貸家敷地と駐車場(I土地)について、貸家敷地に隣接する駐車場に借家人以外の車が混載しているため駐車場部分について貸家建付地評価は出来ない。評価方法について審判所は、I土地全体を一体評価の上、面積按分計算を行っている。ただし、この後の裁判(東京地裁平成25年8月30日250830)では、貸家敷地と駐車場部分とを別評価する方式が採用されるに至る。


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