平成21年4月6日裁決 210406 ・利用価値低下(道路高低差) 他

①宅地造成費
・高低差と奥行(底辺)距離とから傾斜度を算定。
②著しい利用価値の低下による10%減(タックスアンサー4617)
・H土地及びK土地について、路線価が利用価値の低下をすでに考慮して付されているため否認。
「いずれの土地も周辺の一連の宅地に共通した地勢は、緩やかな傾斜地であり、本件H土地及び本件K土地と同程度の接面道路との高低差があるものである。そうすると、周辺の一連の宅地に共通した地勢と比較検討し
て、その付近にある宅地に比べて著しく高低差があるとはいえない」
③評価単位
・貸家敷地は各棟の敷地ごとに評価すべき裁決。

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