①評価単位
・転借人が異なる場合の賃借権が存する土地の評価単位
∟物件8・9の土地は転借人が異なっても1年契約であり、転借人ごとに1画地とすべきではない。
・評価通達7なお書きは各土地にそれぞれ異なる賃借人の賃借権がある場合でも適用されるか
∟物件6(自用地と認定)・8・9の土地は一体評価。
②貸家建付地の範囲
・貸家敷地(物件7の土地)と隣接する土地(物件6・8・9の土地)が2.4m高いがその場合の貸家建付地評価の範囲
∟貸家建付地評価が可能なのは物件7の土地で物件6・8・9の土地は1画地の雑種地。
③賃借権の存する土地としての評価
・1年契約の看板用地
∟1年契約でも更新が継続されているので控除OKで地上権に準じないので▲2.5%。
