平成23年9月5日裁決② 230905 ・地積(数値の信頼性)

〇地積          
・複数の地目からなるB土地。登記簿地積の基となる地積測量図の作成日が昭和49年から平成10年で合計1640.38㎡(残地測量図の有無は不明)。平成13年にB土地は一体として現況測量が行われて1984.57㎡。現況測量図と現地が照合され、1984.57㎡を評価通達8「実際の面積」と認定。
・宅地部分地積は、役所担当者が実地検分した結果算出しているため、固定資産税台帳地積(=登記簿地積)が妥当と認められている。なので、その他地目は上記1984.57㎡からこの宅地面積を控除したものと推測される(別表の計算値とも整合)。

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