2023年– date –
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土地評価
賃貸割合 一時的な空室の範囲(昔の常識は今は危ない)
貸家建付地価額は「自用地としての価額-自用地としての価額×借地権割合×借家権割合×賃貸割合」で求められます。質疑応答事例はこの賃貸割合について、原則として、「課税時期において実際に賃貸されている部分の床面積に基づいて算定」としながら、「一... -
土地評価
側方路線影響加算と二方路線影響加算④ 二方路線影響加算の方法
正面路線に加えて裏面路線がある土地(二方路地)には、二方路線影響加算を行う事になります。 ◇国税庁質疑応答事例(二方路線影響加算の方法)【照会要旨】次の図のような不整形地の二方路線影響加算はどのような計算をするのでしょうか。 【回答要旨】上... -
土地評価
側方路線影響加算と二方路線影響加算③ 不整形地の場合
側方路線影響加算額の調整は、側方路線からみた想定整形地間口を分母として下のような計算で行う事ができます。 ◇国税庁質疑応答事例(側方路線影響加算の計算例―不整形地の場合) 【照会要旨】 次の図のような不整形地の評価額は、具体的にはどのように... -
土地評価
側方路線影響加算と二方路線影響加算② 側方路線に一部接している宅地の評価
側方路線に接している部分が一部である場合は、接していない部分の加算はしない(影響加算の調整を行う)ことができます。 ◇国税庁質疑応答事例(側方路線に宅地の一部が接している場合の評価) 【照会要旨】次の図のように、評価する宅地の一部分のみが側... -
図面・CAD等
地積測量図
地積測量図とは 地積測量図とは、登記申請を行う際に土地所有者が法務局に提出する図面であり、一筆(または数筆)の土地についての測量の結果(面積・求積方法など)が記載されています(全ての土地について地積測量図があるとは限りません)。 ※仙台市・盛岡... -
土地評価
側方路線影響加算と二方路線影響加算① 側方路線影響加算又は二方路線影響加算と間口狭小補正との関係
正面と側方に路線がある宅地(角地)や、正面と裏面に路線がある宅地(二方路地)は、中間画地(一方路地)と比較して効用が高いと考えられる分、所定の加算調整を施したうえで評価が行われます。この加算調整をそれぞれ、側方路線影響加算、二方路線影... -
土地評価
正面路線の判定
「土地及び土地の上に存する評価明細書」中、計算項目の最初に記入するのが正面路線価です。複数路線に面する場合、いずれの路線価を「正面路線価」としてここに記載すればいいかが問題になります。 正面路線の路線価を記入する 角地の... -
土地評価
不整形地としての評価を行わない場合(と、行える限界点)
相続税財産評価では、かげ地方式を用いて不整形地補正を行うのが通常ですが、この方式の適用が出来ない場合があるので注意が必要です。 不整形地としての評価を行う場合と行わない場合 下の(1)や(2)のような土地については、形式的に不整形地補正... -
図面・CAD等
公図
公図とは 土地の区画を明確にし,地番を表示したものです。 ※山形地方法務局・盛岡地方法務局等のホームページ等参考 公図の種類 「地図(不動産登記法第14条第1項に規定される図面)」と「地図に準ずる図面」とを含め、「公図」(広義)と呼びます。狭義... -
土地評価
定期借地権の評価(図解してみた)
相続税評価において、普通の借地権価額及び貸宅地価額の計算は(実際の地代が通常地代以下であれば)非常に簡単なものですが、定期借地権のそれとなるとかなり複雑になってきます。勿論、定期借地権の評価には専用の明細書(定期借地権等の評価明細書(... -
土地評価
隅切りのある私道とその隣接地~不整形地補正 2023.09.21追記
隅切り部分がある場合、私道はどのように評価するのでしょうか、また、隣接する宅地についてはどうでしょうか。 論点~私道と不整形地補正 位置指定道路などの私道について、どのように不整形地補正を行えばいいでしょう。左の二つはいずれもかげ地方... -
土地評価
がけ地補正
がけ地を有する宅地については、減額補正を行えることがあります。補正率は、そのがけ地部分の面積割合とそのがけ地が向いている方位とに依存します。 評価通達 がけ地補正については、財産評価基本通達で下のように規定されています。 評価通達(がけ...