裁決事例・判決事例– category –
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平成24年6月14日裁決② 240614 ・地積(現況測量図の信頼性)
②地積乙土地:現況測量図には「求積表の地積は里道を含んだ参考地積です」とあり、境界未確定の言及もあることから、当該測量面積より公簿面積を採用。G土地:各部分の面積について争っているが、添付図が黒塗りのため内容の把握が困難。図面不明 -
平成23年9月5日裁決③ 230905 ・山林評価(純山林評価)
〇純山林評価の可否 ・B土地は固定資産税上宅地部分と山林部分とに分かれており、その山林部分の評価方法。「本件B土地の山林部分の現況は、宅地部分との高低差が約8mの急斜面であるとともに隣接する土地の高いよう壁に囲まれていることなど... -
平成23年9月5日裁決② 230905 ・地積(数値の信頼性)
〇地積 ・複数の地目からなるB土地。登記簿地積の基となる地積測量図の作成日が昭和49年から平成10年で合計1640.38㎡(残地測量図の有無は不明)。平成13年にB土地は一体として現況測量が行われて1984.57㎡。現況測量図と現地が照合... -
平成9年12月18日裁決② 091218 ・貸家建付地評価(貸家建付地評価の範囲(往来利便性や利用実態))
〇貸家建付地の範囲・貸家敷地(物件7の土地)と隣接する土地(物件6・8・9の土地)が2.4m高い。貸家建付地評価が可能なのは物件7の土地で物件6・8・9の土地は1画地の雑種地。 物件6・8・9の土地は物件7の土地と比べて約2.4m高 -
平成9年12月18日裁決③ 091218 ・賃借権の存する土地(1年契約で更新されている看板用地)
〇賃借権の存する土地としての評価・物件8・9の土地について、1年契約でも更新が継続されているので控除OK。ただし構築物は非堅固であり地上権に準じないので▲2.5%。なお、物件6・8・9の土地は物件7の土地と比べて約2.4m高 【参考】ひかわの杜かんてい... -
平成19年3月28日裁決③ 190328 ・私道評価(不整形地補正)
〇私道評価(不整形地補正)・行き止り私道の不整形地補正について、「間口狭小補正率×奥行価格補正率」ではなく想定整形地を作図の上かげ地割合計算によって計算されている。 -
平成19年3月28日裁決② 190328 ・側方裏面加算(高低差がある場合)
〇裏面路線影響加算・高低差のある裏面路線について影響加算をする必要性。道路より約0.7m~1.5m低い土地にについて、原処分庁ですら裏面路線影響「不加算」を認容だが、審判所は加算すべきという裁決。「土地8は、本件甲道路及び本件乙道路に接し、本... -
平成18年5月8日裁決④ 180508 ・賃貸されている雑種地(アスファルト舗装は非堅固)他
〇賃貸されている駐車場の評価・本件貸駐車場にはアスフアルト敷舗装が設置していることからすれば構築物の所有を目的とする賃借権は存すると認められるが、当該アスフアルト敷舗装路面は撤去が容易であるから、堅固な構築物とは認められず、5%ではなく2.... -
平成18年5月8日裁決③ 180508 ・宅地造成費(すでに擁壁があるものの積み上げ不能の場合の処理/僅かな傾斜の市街地農地に土止め費等計上)
〇宅地造成費・本件土地2は、アスフアルト舗装されているものの、地面が露出している箇所が点在し、地面に高低があるので(土地全体について)宅地造成費(整地費)の控除が妥当。 ・本件土地5について、東側の擁壁にL型擁壁が使用されているとしても、そ... -
平成18年5月8日裁決② 180508 ・利用価値低下(道路高低差・墓地・自動車騒音)
〇著しい利用価値の低下による10%減(タックスアンサー4617)・道路から2.9m低い土地について、原処分庁・審判所ともに認容。・道路から1.9m低い土地について、原処分庁は否認するも審判所は認容。・三方が墓地に囲まれている土地6について、原処分庁は... -
平成17年9月16日裁決③ 170916 ・貸家建付地評価(貸家建付地評価の範囲(建蔽率割戻)) 他
〇貸家建付地評価の範囲 ・建物が広大な土地の一部分に建てられているケース。建蔽率割戻分のみ貸家建付地評価が認められている。〇地蔵尊敷地の評価・私道の30%に準じる旨の裁決。※現在では質疑応答「庭内神しの敷地等」の準用で0評価か。〇200829と関... -
平成17年9月16日裁決② 170916 ・駐車場の賃借権(借主でなく貸主がコインパーキング設備設置)
〇駐車場の評価方法(賃借権を控除できるか)・地主が設備を施したコインパーキングと読める。自用地評価の裁決〇200829と関連・図面不明