2025年– date –
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平成15年1月22日裁決④ 150122 ・利用価値低下(道路高低差) 他
〇著しい利用価値の低下・1ないし2m道路より高いが、土地進入部分は道路と等高。▲10%否認。・ブロック塀は2m弱だが実際の道路高低差は1m程度で進入路は緩やかな傾斜地。▲10%否認。〇借地家の存否・建物の登記名義/賃貸料の申告有無/借地人の存在自体... -
平成15年1月22日裁決③ 150122 ・私道評価(私道減価と借地権減価との併用/面する土地が全て譲渡され財産価値なしとされた私道)
〇私道・物件③の私道。「接面路線価×画地補正×私道減価率」か「私道自体の路線価×私道減価率」かの安いほうではなく、前者ですべきという裁決。※現在では国税庁情報により選択可能になっているはず。・私道減価と借地権減価は併用可能か。併用して計算され... -
平成15年1月22日裁決② 150122 ・評価単位(貸駐車場(自用地雑種地)と公道とを結ぶ私道(雑種地))
〇評価単位・宅地とそれに隣接する雑種地(がけ地)とが、評価通達7ただし書きで一体評価。・貸駐車場(自用地雑種地・物件⑩)と、それと公道とを結ぶ私道(雑種地・物件⑪)※とは別評価。 ※間口が0.67mとされているところから建築基準法上は非道路と推察... -
平成15年6月6日裁決③ 150606 ・造成中の土地の評価
〇造成中の土地の評価・造成中の宅地の評価をするなら通達24-3に従うことになるのであって、造成費の二重計算はダメ。 -
平成15年6月6日裁決② 150606 ・貸家建付地評価(相続時点において貸家が建築中)
〇貸家建付地評価の可否・相続時点において建築中建物(貸店舗)の貸家建付地評価について否認。なお、本件では土地所有者が隣接地を借りて建物(貸店舗)を建てる予定だが、土地の評価単位は一体評価。 -
平成16年1月8日裁決② 160108 ・無道路地(実際に使用されている路線)
〇無道路地評価・D土地が無道路地と認定されている。最寄り路線ではなく、実際に使用されている路線(A土地の北側路線)が推認され当該実際使用路線価が採用された。 -
平成19年4月23日裁決② 190423 ・利用価値低下(道路高低差+幅員+未舗装の合わせ技)
〇著しい利用価値の低下(タックスアンサー4617)・上記本件各宅地は東側接面道路より1.2m高く、しかもそこだけ幅員が3m弱で未舗装。10%減額認容。道路高低差、前面道路幅員、前面道路の舗装状況の合わせ技で認容。図面不明(黒塗り) -
平成19年11月5日裁決② 191105 ・路線価地域外にある市街地農地の評価(近傍宅地価格を基に評価)
〇路線価地域外にある市街地農地の評価請求人 :おそらく固定資産税路線価に1.1を乗じてそれを基にしている原処分庁:近傍宅地価格×1.1×補正率-宅造費×121㎡×(1-0.05)審判所 :宅地評価額 ×1.1 -宅造費×121㎡×(1-0.05)裁判所 :近傍宅地... -
平成20年7月7日裁決② 200707 ・借地権関連(一時使用の借地権と認定)
〇借地権の存否・本件土地2:土地上に存する権利について、請求人は評価通達27により評価すべき借地権である旨主張するが、そうではなく借地借家法第25条に規定する一時使用目的の借地権であると認めるのが相当との裁決。 審判所 ■は本件貸宅地にアパート... -
平成21年10月23日裁決② 211023 ・借地権評価(建物が古い場合)
〇借地権評価・建物が老朽化しているが、通常の借地権評価(自用地価額×借地権割合)が妥当かが論点。納税者は建物が古いことを理由に「自用地価額×借地権割合」では高すぎると主張。しかし、建物は朽廃には至らないので借地権は存在し、建物の新旧に借地... -
平成21年10月23日裁決② 211023 ・評価単位(私道と月極駐車場(いずれも雑種地自用地)とは別評価/フェンスで区分された月極駐車場は一体評価)
〇評価単位・b2・3・5・6土地は、一括して同一の不動産会社が管理している月極駐車場(自用地評価)でフェンス等で区分されている。原処分庁は区分を理由に別評価を主張するが退けられ一体評価の裁決。・私道(b4・c)は1評価単位。雑種地自用地だが隣... -
平成22年11月24日裁決② 221124 ・評価単位(貸家敷地とその駐車場)
〇評価単位・凸形の出っ張り部分(本件南側通路)が宅地の一部かどうかという論点(当該通路を挟む両土地は駐車場(雑種地))。宅地の一部として一体評価の裁決。・貸家敷地と駐車場(I土地)について、貸家敷地に隣接する駐車場に借家人以外の車が混載...