2025年– date –
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平成18年5月8日裁決④ 180508 ・賃貸されている雑種地(アスファルト舗装は非堅固)他
〇賃貸されている駐車場の評価・本件貸駐車場にはアスフアルト敷舗装が設置していることからすれば構築物の所有を目的とする賃借権は存すると認められるが、当該アスフアルト敷舗装路面は撤去が容易であるから、堅固な構築物とは認められず、5%ではなく2.... -
平成18年5月8日裁決③ 180508 ・宅地造成費(すでに擁壁があるものの積み上げ不能の場合の処理/僅かな傾斜の市街地農地に土止め費等計上)
〇宅地造成費・本件土地2は、アスフアルト舗装されているものの、地面が露出している箇所が点在し、地面に高低があるので(土地全体について)宅地造成費(整地費)の控除が妥当。 ・本件土地5について、東側の擁壁にL型擁壁が使用されているとしても、そ... -
平成18年5月8日裁決② 180508 ・利用価値低下(道路高低差・墓地・自動車騒音)
〇著しい利用価値の低下による10%減(タックスアンサー4617)・道路から2.9m低い土地について、原処分庁・審判所ともに認容。・道路から1.9m低い土地について、原処分庁は否認するも審判所は認容。・三方が墓地に囲まれている土地6について、原処分庁は... -
平成17年9月16日裁決③ 170916 ・貸家建付地評価(貸家建付地評価の範囲(建蔽率割戻)) 他
〇貸家建付地評価の範囲 ・建物が広大な土地の一部分に建てられているケース。建蔽率割戻分のみ貸家建付地評価が認められている。〇地蔵尊敷地の評価・私道の30%に準じる旨の裁決。※現在では質疑応答「庭内神しの敷地等」の準用で0評価か。〇200829と関... -
平成17年9月16日裁決② 170916 ・駐車場の賃借権(借主でなく貸主がコインパーキング設備設置)
〇駐車場の評価方法(賃借権を控除できるか)・地主が設備を施したコインパーキングと読める。自用地評価の裁決〇200829と関連・図面不明 -
東京地裁平成20年8月29日⑤ 200829 ・地下埋設物(実際に要した処理費用を計上)
〇評価額から控除すべき地中埋設物処理費用の額土地評価額から控除すべき地中埋設物処理費用の額は、実際に要した280万円か、その0.8倍の224万円か。実際の280万円との判決。 〇本判決は170916と関連・図面不明 -
東京地裁平成20年8月29日④ 200829 ・評価単位(貸家敷地と私道(42条1項5号)とは別評価)
〇評価単位・共同住宅敷地と、これに続く帯状土地(位置指定道路に指定されこれに因らなければ公道に出られず現に往来の用に供されている)とは別評価。 ・宅地と家庭菜園とを一体評価すべきとの判決 ・隣接するK・L土地について、合わせて1画地とし... -
東京地裁平成20年8月29日③ 200829 ・貸家建付地評価(貸家建付地評価の範囲(建蔽率割戻))
〇貸家建付地評価の範囲・建物が広大な土地の一部分に建てられているケース。建築面積を建蔽率で割戻して賃貸割合を乗じてその面積をもって貸家建付地面積とすべき判決。〇本判決は170916と関連・図面不明 -
東京地裁平成20年8月29日② 200829 ・私道評価(使用実態が無いみなし位置指定道路)
〇私道評価・本件土地はいわゆる「みなし位置指定道路」であるが、道路の用に供されていなかった。建物敷地の用に供されていたし、自分で廃止手続きが出来るので使用に制約は無かった。なので私道減価は認められず。 〇本判決は170916と関連・図面不明... -
平成17年7月1日裁決③ 170701 ・宅地造成費(自己所有の土止めや道路以外は土止め費計上)
〇宅地造成費・土止め費算定「既に道路と接している面あるいは隣接地との境界に評価対象地の所有者が既に擁壁を設置している場合など土止めの必要性が認められない面を除き、その他の面については擁壁の設置が必要であるとして算定することが相当」 -
平成17年7月1日裁決② 170701 ・河川区域内河川通路に付設された路線価を使用することの是非
〇河川区域内河川通路に付設された路線価を使用することの是非・河川区域内河川通路に付設された路線価を使用することは妥当では無い旨の裁決「本件河川通路は河川区域内に存し、河川の管理のための通路であって道路ではないことは明らかであることから、... -
平成14年6月27日裁決② 140627 ・評価通達により難い特段の事情(宅地造成費過大)
〇評価通達により難い特段の事情・本件丙土地は高額な宅地造成費を要する土地だがその評価方法。審判所は通達ではなく鑑定評価に類似した独特の方法で価格を算出している。鑑定評価をいれない理由は不明。 「丙土地は、 間口約21m、私道から約28m...