2025年4月– date –
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平成9年12月18日裁決② 091218 ・貸家建付地評価(貸家建付地評価の範囲(往来利便性や利用実態))
〇貸家建付地の範囲・貸家敷地(物件7の土地)と隣接する土地(物件6・8・9の土地)が2.4m高い。貸家建付地評価が可能なのは物件7の土地で物件6・8・9の土地は1画地の雑種地。 物件6・8・9の土地は物件7の土地と比べて約2.4m高 -
平成9年12月18日裁決③ 091218 ・賃借権の存する土地(1年契約で更新されている看板用地)
〇賃借権の存する土地としての評価・物件8・9の土地について、1年契約でも更新が継続されているので控除OK。ただし構築物は非堅固であり地上権に準じないので▲2.5%。なお、物件6・8・9の土地は物件7の土地と比べて約2.4m高 【参考】ひかわの杜かんてい... -
平成19年3月28日裁決③ 190328 ・私道評価(不整形地補正)
〇私道評価(不整形地補正)・行き止り私道の不整形地補正について、「間口狭小補正率×奥行価格補正率」ではなく想定整形地を作図の上かげ地割合計算によって計算されている。 -
平成19年3月28日裁決② 190328 ・側方裏面加算(高低差がある場合)
〇裏面路線影響加算・高低差のある裏面路線について影響加算をする必要性。道路より約0.7m~1.5m低い土地にについて、原処分庁ですら裏面路線影響「不加算」を認容だが、審判所は加算すべきという裁決。「土地8は、本件甲道路及び本件乙道路に接し、本... -
平成18年5月8日裁決④ 180508 ・賃貸されている雑種地(アスファルト舗装は非堅固)他
〇賃貸されている駐車場の評価・本件貸駐車場にはアスフアルト敷舗装が設置していることからすれば構築物の所有を目的とする賃借権は存すると認められるが、当該アスフアルト敷舗装路面は撤去が容易であるから、堅固な構築物とは認められず、5%ではなく2.... -
平成18年5月8日裁決③ 180508 ・宅地造成費(すでに擁壁があるものの積み上げ不能の場合の処理/僅かな傾斜の市街地農地に土止め費等計上)
〇宅地造成費・本件土地2は、アスフアルト舗装されているものの、地面が露出している箇所が点在し、地面に高低があるので(土地全体について)宅地造成費(整地費)の控除が妥当。 ・本件土地5について、東側の擁壁にL型擁壁が使用されているとしても、そ... -
平成18年5月8日裁決② 180508 ・利用価値低下(道路高低差・墓地・自動車騒音)
〇著しい利用価値の低下による10%減(タックスアンサー4617)・道路から2.9m低い土地について、原処分庁・審判所ともに認容。・道路から1.9m低い土地について、原処分庁は否認するも審判所は認容。・三方が墓地に囲まれている土地6について、原処分庁は... -
平成17年9月16日裁決③ 170916 ・貸家建付地評価(貸家建付地評価の範囲(建蔽率割戻)) 他
〇貸家建付地評価の範囲 ・建物が広大な土地の一部分に建てられているケース。建蔽率割戻分のみ貸家建付地評価が認められている。〇地蔵尊敷地の評価・私道の30%に準じる旨の裁決。※現在では質疑応答「庭内神しの敷地等」の準用で0評価か。〇200829と関... -
平成17年9月16日裁決② 170916 ・駐車場の賃借権(借主でなく貸主がコインパーキング設備設置)
〇駐車場の評価方法(賃借権を控除できるか)・地主が設備を施したコインパーキングと読める。自用地評価の裁決〇200829と関連・図面不明 -
東京地裁平成20年8月29日⑤ 200829 ・地下埋設物(実際に要した処理費用を計上)
〇評価額から控除すべき地中埋設物処理費用の額土地評価額から控除すべき地中埋設物処理費用の額は、実際に要した280万円か、その0.8倍の224万円か。実際の280万円との判決。 〇本判決は170916と関連・図面不明 -
東京地裁平成20年8月29日④ 200829 ・評価単位(貸家敷地と私道(42条1項5号)とは別評価)
〇評価単位・共同住宅敷地と、これに続く帯状土地(位置指定道路に指定されこれに因らなければ公道に出られず現に往来の用に供されている)とは別評価。 ・宅地と家庭菜園とを一体評価すべきとの判決 ・隣接するK・L土地について、合わせて1画地とし... -
東京地裁平成20年8月29日③ 200829 ・貸家建付地評価(貸家建付地評価の範囲(建蔽率割戻))
〇貸家建付地評価の範囲・建物が広大な土地の一部分に建てられているケース。建築面積を建蔽率で割戻して賃貸割合を乗じてその面積をもって貸家建付地面積とすべき判決。〇本判決は170916と関連・図面不明